昨日(4月8日)お土産屋の前吊り鉢に綺麗なランが加わりました。薄いピンクの花が垂れさがり明るく色どっています。 デンドロビウムの仲間でプリムリヌム(Dendrobium primulinum)と云い、日本名はありません。
サクラソウ(プリムラ)の花に似ているのでこの名前が付いているそうです。雲南、ネパール、インドなどに原産する着生(枝などに着く植物)植物であまり市場には出ていないものです。
国指定重要文化財
沖縄はすでに葉ザクラになっていますが、よくこんな質問をいただきます。
「沖縄のサクラは濃い色のものや薄い色のものがありますがみんな同じ種類なのでしょうか?」と
実は「商品としての品質及び生産者の権利を守る」ために「育苗法」が定められています。沖縄のサクラもこの育苗法に登録されています。主に色の違いで5品種に分けられ、各々名前があります。色の濃い方から並べますと、
八重茜(八重岳あかね)が濃い紅色、
本部小町(もとぶこまち)が桃紅色から紅色に変化
本部花織(もとぶはなうい)がピンクから薄紅色に多少変化
本部八重娘(もとぶやえむすめ)が白色からピンク色の染め分け
本部美童(もとぶみやらび)がごく薄いピンク
となっているようです。
皆さんはどんな濃さがお気に入りでしょうか?