沖縄の3大花木(名花)の一つにサンダンカがあります。 中国、東南アジア(熱帯アジア)に多く、16世紀には沖縄で栽培されていたようです。サンダンカとは「山丹花」と書き、中国南部の山の名です。日本では花柄が三段になっていることから「三段花」と呼んでいます。 世界には約400種あり、中村家にも4種ほどあります。 左はオオバノサンダンカ・スーパーキング、中がサンダンカ・ピアーズ・グローリー、右がイクソラ・プルグリーミー、写真は有りませんがコバノサンダンカが植栽されています。
中村家住宅植物あれこれ
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コチョウランの花
中村家住宅植物あれこれ
今、沖縄ではラン科植物の花盛りです。着生ラン(木の幹や枝に付着するラン)や地生ラン(地面に直接生えるラン)を色々なところで見かけますが「村の花」としてもランになっています。中村家でもいろいろなランが見られますが特にデンファレ類やコチョウラン類が多くあります 。屋敷林の樹を見上げてください、よく咲いた花やつぼみがありますヨ!今日おみせできるのはコチョウランです。沖縄では露地でこんなに良くさきます。
中村家住宅植物あれこれ
中村家には多くの植物がありますが、その中でも匂いを発するものも沢山あります。特に花の咲くものが多いのですが葉からするものも有ります。葉から匂うものではヒレザンショウ、ゲットウ、ランタナなどですが花が咲くと匂うものではクチナシ、トベラ、ヤコウカ、ピラカンサ、グァバ、シャリンバイ、カラタネオガタマ、クロツグ、ネジバナ、サガリバナなどがあります。また実の成るものではシラタマカズラ、トベラ、ピラカンサ、グァバ、シークァーサ、カラタネオガタマ、リュウキュウコウメなど季節により花や実から匂うものが多くあります。これらのなかでも白い花は良く匂います。
なぜか?って、虫がたくさんいます。夜行性の虫も多く、彼らをよぶには白い花と匂いで引き寄せるからです。これは
植物の戦略なのです。 左からリュウキュウコウメ、シャリンバイ、クチナシです。