花が少なくなってきましたが、こんな植物に花が咲きました 。
一般にはドラセナと言い、一名「幸福の木」と言います。沖縄では「シマセンネンボク」=縞千年木 と言います。
アシャギ脇のやや暗い処に置いていたため、葉が細くなってしまいました。今回お土産屋の南に移動し日をあてておきました。元気になるといいですー ガ!
国指定重要文化財
中村家にはフール(豚便所)があります 。 その時「おとしがみ」を使いますが今はトイレットペーパーですが紙が貴重な時代は「オオハマボウ」や「コバテイシ」の葉を使ったそうです。繊維質に富んでいるとの理由からで、昔の人は良く考えたものです 。
と云うことで、フールの脇にオオハマボウ(ユーナ)を植えたのですがついに花芽が付きました 。
アオイ科ですから、ハイビスカスと同じ仲間で、咲き始めは黄色で、しだいにオレンジ色に変わり散っていく大きな花が咲きます。屋久島以南から東南アジア原産の植物で潮風に強く、海岸によく見られ、街路樹や庭園樹としてもよく見かけるもので、沖縄では一般的な植物です。中村家のものはまだ小さいものですがご覧になってください。
沖縄も朝夕が涼しくなりました 。これからが一番過ごしいい季節となります 。
駐車場の片隅に色ずき始めた菱状卵形の葉があります 。まだ若い実、熟れた実、鳥の餌になっています。
この木は「ナンキンハゼ」と言い、関東以西では街路樹、公園樹としてよく使われています。「ナンキンハゼ」と云ってもハゼの仲間ではなく、トウダイグサ科の仲間で中国原産の植物です 。かぶれることはありません。
紅葉が綺麗ばかりではなく種子に含む蝋質がロウソクや石鹸になり、有用樹木としてよく植えられています。東京以西でしたら庭木になりますので植えられます。ただ成長が早いのと、脇目がいたるところに出るため管理を怠ると藪になります。鉢植えでしたらあまり心配ありませんが鉢底から根が出やすく移動できなくなることがありますので、時々移動するといいでしょう。
最近、沖縄ではよく見かけるものがあります 。南アメリカ、ブラジル産の植物で渡来したのは明治時代 沖縄にもたらされたのが初めでした。最近農家や個人住宅の垣根にこのつる植物がはびこっています。
名前はアカザカズラ、別名リュウキュウヒャクヤク、オカワカメ、ウンナンヒャクヤク(雲南百薬)などと呼ばれているツルムラサキ科の多年草つる植物(熱帯植物)です。
なぜこんなに人気があるのか? 文字どうり根(塊茎)、茎、葉などを薬用、食用にします。
特に葉はビタミン(βーカロチン)、ミネラルが多く、
亜鉛はニラの2倍、カリュウムはピーマンの8倍、マグネシュウムはレタスの8倍、銅はキャベツの8倍ということです。
茹でて おしたしや炒め物、生でサラダといろいろ使えます。食感はワカメのようです。
日照り、乾燥に強い植物は多いとおもいますが、今日ご紹介するのは「モスローゼ」です 。
スベリヒユの仲間で別名が多いのも特徴です 。
ポーチュラカ(学名をそのまま書き表したもの)、
ハナスベリヒユ(スベリヒユで花が大きいので)、
ヘラマツバボタン(マツバボタンの様で葉がヘラ状なので)、
ヒロハマツバボタン(マツバボタンより葉が広いので) と色々呼ばれているのはそれだけ人気のある種類なのでしょう 。
もちろんスベリヒユ科の園芸種で南アメリカ原産です 。
お土産店を入るところに「皆さんを歓迎する」という意味で吊るして置きました 。
寒さに弱いので部屋の窓辺や寒くなく、日の当たるところでしたら内地でも栽培は可能です。園芸店にもありますのでいちど試してはいかがでしょうか?写真は少々ぼけてしまいました